【第74回】2022年度正倉院展に行ってきました。

第74回正倉院展が開幕しました。

正倉院展は毎年正倉院の宝物が60件程度公開されるイベントです。

正倉院の宝物は9000件にも及ぶそうで、一度展示された宝物が再度展示されることはないそうです。

つまり今年の宝物はこの機を逃すと二度と見れないということですね。。

これまでの正倉院展に行ってなかったことが悔やまれます。。

概要

正倉院展は奈良国立博物館にて開催されています。

奈良国立博物館へは近鉄奈良駅、JR奈良駅から徒歩で行くことができます。

チケットは大人2000円で事前予約制になっています。

私は前日の予約で、17時からのチケットが取れました。

少し余裕をもって予約しておくと好きな時間のチケットが手に入ると思います。

正倉院展

会場内はコインロッカーがないそうで、外に仮設のコインロッカースペースがありました。

荷物はそこに預けることよいですね。

また、仮設のオリジナルグッズショップもありました。

正倉院展の入場者列はそれなりの長さで、入場までは20分程度列で待機しました。

正倉院展は企画の方がある程度大きなテーマに沿って宝物をチョイスしてくれているそうです。

最初は工芸品、装飾品、伎楽に使用された品、宗教用具、古文書などのテーマがありました。

工芸品は現代でも見劣りしないほどに精緻なものでした。

個人的に漆とか螺鈿とかが大好きな人間なので漆塗りの箱などはテンション上がりました。

装飾品は当時のおえらいがたはこんなものをつけていたんだなぁと感慨にふけることができます。

古文書については各都市の納税情報から必要な日用品リストまでたくさんのものが残っていることが印象深かったです。

今回の正倉院展の目玉といってもいい伎楽面ももちろん興味深かったですが、伎楽に使われた服や楽器も残っており、こんなものまで正倉院に詰め込まれているのかぁと思いました。

なんだか何でもかんでもとりあえず詰めとけって感じの、片づけができない人の押し入れって感じがして少し親近感を感じました。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

正倉院なんて小学校のときに、校倉造の例を示すためだけにあるみたいな存在でしたけど(すみません)

いざ中にどんなものが入っているかを見てみると当時の時代背景や風俗が感じ取れて素敵ですね。

みなさんもぜひ行ってみてください。

あと京都から奈良に行く際はぜひ観光特急あおによしに乗ってみてください。

私は乗りたかったけど予約いっぱいで乗れなかった。。

リベンジします。

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