諸橋近代美術館へ行ってきました

諸橋近代美術館というめちゃめちゃ素晴らしい美術館へ行ってきました。

アクセス

諸橋近代美術館へは福島空港から車で1時間半ほどで行くことができます。

場所としては裏磐梯エリアになるかなと思います。

猪苗代湖や会津若松が近いです。

裏磐梯エリアは五色沼などの観光スポットがあり、リゾート地として有名なそうです。

めちゃくちゃいいところでした。

諸橋近代美術館はスポーツ用品の会社として有名なゼビオの創始者、諸橋廷蔵が建てた美術館です。

西洋の馬小屋をイメージして建てたられた美術館なのだそうで。

西洋風のとってもおしゃれな美術館になっています。

美術館だけでなく、周りの景色もとても素晴らしく、本当に外国に来たのかなという気分になります。

近くには川が流れていてゆっくり散歩したくなるような場所です。

側面からのショット。おしゃれだぁ～

私はこっちが正面かと思ったんですが、入り口は横でこっちは側面でした。

確かに馬小屋って感じですね。

諸橋近代美術館は冬の間は冬季休業するようです。

2022年は11月14日からです。

ちなみに私は11月13日に行きました。滑り込みセーフ。同類の方なのか、人がたくさんいました。

諸橋近代美術館の目玉は何と言ってもダリの作品かと思われます。

諸橋廷蔵さんや館長さん(諸橋英二さん)が蒐集したたくさんのダリ作品がそろっています。

絵画だけでなく造形作品もそろっていてびっくりします。

やはりダリといえば奇抜なモチーフかと思いますが、自分が知っているぐにゃぐにゃの時計だけでなく、クローゼットのついた女性など本当に様々な絵を見ることができます。

ダリの妻、ガラに関する絵画もあり、彼のひととなりというか、精神面についても少し造詣が深くなれるような気がします。

美術館の最奥にはダリの超巨大な絵画が展示されています。

テトゥアンの大会戦という絵画だそうで、史実をもとにした作品のようですが、ところどころがダリ風にアレンジされていました。

数字がちりばめられていたり、ダリの妻であるガラも描かれています。

数字の意味についてはダリのみぞ知るということのようです。ロマンがある。。

もちろんダリだけでなく、ほかにもピカソやゴッホ、シャガールなど有名な画家の絵画が収蔵されています。

個人的にはシスレーとマックス・エルンストの作品を見ることができたのが嬉しかったです。

シスレーの印象派らしい光り輝くような描写が素晴らしかったです。あと印象派の絵画ってやっぱり点描に近い描き方なんだなぁって近くで本物をみて感じれました。

マックス・エルンストは美術検定の教科書とかでは見かける名前でしたが、作品は見たことがなかったので、これがマックスエルンストかぁ！ってなりました。

この感動も相まってマックスエルンストの作品のポストカードを買いました。

個人的な感想ですが、ショップの商品のお値段が安かったです。良心的でここもとても好印象。

そういうのも含めて個人的にめちゃくちゃいい美術館だと感じました。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

諸橋近代美術館は本当に佳い美術館でした。

家に帰ってから数日は

「はぁ、、佳い美術館だったなぁ」

と思い返しています。

今は冬季休業中ですので、皆さん冬が明けたらぜひ行ってみてください。