日本まん真ん中センターは岐阜県にある施設です。
1995年の国勢調査で日本の人口重心が当時の美並村になったことを記念して1997に竣工しました。

この建物自体が日時計になっているようで、世界最大級の大きさのようです。
日本まん真ん中センターは今では珍スポットとして有名になっています。
というものオープンの3年後、2000年の調査により人口重心はすでにここではなく隣の現関市に移ってしまったようです。人口重心として大々的にアピールして人を呼び込もうとしたこの施設には、全然人が集まらなかったようです。
そうして抱えてしまった負の遺産がいまもここに残り続けているということなんですね。

なぞのキャラクターが乗ったポストがありました。レアポスト好きなのでこれはこれで会えてうれしい
中に入ってみるとイベントがあるのか、作業員の方が作業をしていました。

ここがこの施設の見どころのはずなのに、、めっちゃ雑然としている。。

機器は故障していました。。
2階には図書館と人口重心についての説明スペースがありました。


昔は動いたであろうマスコット、腕が取れて配線もむき出しになっていました。。いろんなところにガタがきている。。
ここは円空の研究センターも兼ねているようでした。

円空は江戸時代の修験僧で、全国を回りながら、仏像を彫ったそうです。その仏像は円空仏といわれ、世界的にも高い評価を得ているようです。(2024年2月からあべのハルカスにて円空仏の展覧会が開催されるようです。いまでも円空仏が人気であることがうかがえますね)
ここまでお読みいただきありがとうございました。
日本まん真ん中センターはとてもさびれたところになってしまっているというのが印象でした。それでも円空に関する展示はとてもためになりましたし、一見の価値ありかなと感じました。なかなかアクセスは大変ですが、機会があれば行ってみてください。

雑然としたフロア、これはこれでレアな写真家もしれません
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